Misono Hiroko Note

デザイナー御園ひろ子のアイデアノート

青春のサブカルチャー MOD’S

04/27-2020
ルイヴィトンの2020プレ・フォール・コレクションがいい。

テーマが”モッズ”。



インクレディブルな2人のコラボによって、2020年にふたたびモッズ魂を目覚めさせてもらえて幸せ。

このことをどうしても記事に残しておきたかった。

理由は、20代のわたしはこの”モッズ”というサブカルチャーに大きく影響をうけて過ごしたから。

「MODERN」を意味したモダーンズを略して『モッズ』


ルイヴィトンから発表されたそのルックは新鮮なモッズスタイルとなってとってもCOOL!

モッズが愛した伝統的なテーラリングで仕立てられたスーツとヘアスタイルや靴などの着こなし方が、

ラグジュアリーブランドによる美しいルックに仕上がっているのです。


1960年代のファッション・音楽・インテリア・建築どの分野のデザインからもわたしは影響を受けた。

大学の図書館で、ふと手に取った1冊の建築書籍。

その中でも特に惹きつけられたある1ページのリビングの内装が忘れられず、図書館に行ってはそのページを眺めていたことを

この記事を書きながら思い出す。

その内装が1960年代のものであると分かってから、わたしは60年代の魅力にハマり、モッズにハマり、今の私があるのです。

20代の頃、ロンドンのヴィンテージショップで買った洋服やアクセサリーは今でも大切に保管している。

またいつか着たいと思うし、インテリアの書籍もいつ見返しても当時のままの刺激を与えてくれる。

古びたり、飽きたり、色褪せることのない青春のカルチャー。

モッズも含め、シックスティーズというサブカルチャーはわたしの人生を決める原点になった。


絵を描き、チクチク裁縫して過ごした小学生時代、おしゃれで器用な祖母の教えもあって服を作り始め、

高校生の頃には雑誌キューティーがバイブルで、ストリートスナップにハンティングされたくて

人より目立つ個性を探してみんなこぞっておしゃれした。

1960年という体験し得ない時代への憧れは、残されたヒストリーやこのサブカルチャーを好む人たちとの交流のおかげで夢は具現化され、わたしは青春を味わうことが出来た。

そして2020年、80年も遡った時代の若者たちが残したスピリットを、モダンな発想に変えて今を生きようとしている。